頭金なしで中古住宅を購入する場合について

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中古住宅を購入する場合、ローンを組むのか現金一括で買うのか迷う方もいることでしょう。今回の記事では頭金なしで中古住宅を購入する場合についてメリットやデメリットなどをお伝えいたします。頭金を出して購入するかお悩み中の方はぜひ参考にしてみてください。

 

あわせて読む:中古住宅の現金一括購入における注意点は?

目次

・そもそも頭金なしでも買えるのか?

・頭金なしで購入するメリット

・頭金なしで購入するデメリット

・発生する諸費用について

・おわりに

そもそも頭金なしでも買えるのか?

そもそも頭金なしでも中古住宅を買えるのか?という問いについて、結論可能です。その際は、フルローンでローンを組むことにより購入します。

 

よくある違いとして、「手付金」というものがあります。手付金は契約成立の証明となったり、契約解除の際に支払う預け金としての役割があります。一方で頭金にはそうした役割はなく、あくまでローンの借入額を減らすために先に払う自己資金の一部です。つまり任意に頭金を支払うか支払わないか選択することができます。

 

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頭金なしで購入するメリット

中古住宅を頭金なしで購入するメリットについてです。一見、「借入額が減らないから損なんじゃないか?」と思いますが、下記のようなメリットがあります。

 

①住宅ローン控除を最大限利用できる

頭金なしで中古住宅を購入する場合、住宅ローン控除を最大限利用できるのがメリットとして挙げられるでしょう。中古住宅を購入する場合は10年間、年末時の住宅ローン残高の最大0.7%が所得税から還付されます。また、控除しきれなかった分は住民税に還付されるといった仕組みとなっています。その他借入額など様々な条件の中で適用することができます。頭金なしならば借入額が減っていない状態からのスタートとなり、住宅ローン控除を最大限利用できるでしょう。

 

②資金を手元に残しておける

中古住宅など不動産購入における支払い金額は高いです。頭金をあえて払わずに購入することで、手元に資金を残せるということもメリットとして挙げられます。不動産の購入にお金を使った結果、今度は自身の生活の費用にかけられるお金が無くなってしまい、「何のために中古住宅を買ったのか」といったことになるかもしれません。また、高齢で退職されている場合などはさらに手元に資金があったほうが生活していくうえで安心できるのではないでしょうか。急な出費やメンテナンスコストなども加味してあえて払わない選択も大事でしょう。

頭金なしで購入するデメリット

中古住宅を頭金なしで購入するデメリットについてです。

 

①返済総額の負担が増える

まずは返済総額の負担が増えることが挙げられるでしょう。頭金を入れない事で住宅ローンの借入額をそのまま返済していくこととなります。その結果として頭金を入れた場合と比べて月々の支払いが増えることになります。また、月々の支払いが大きい額の場合には、返済期間内に完済することができないといった問題も考えられるので注意が必要です。逆に月々の支払いを抑える場合には支払い期間を延ばして返済することになりますが、利息分も増加することによって、返済総額自体が増えるといったことにもなるでしょう。

 

②ローン審査が厳しくなることも

住宅ローン審査自体が厳しくなることも考えられます。理由として、頭金なしでローンを組むことによって申し込んだ人の「返済能力」が金融機関によってより厳しくチェックされるからです。また、中古住宅は築年数の古さや耐震性能の低下などで担保評価が下がっており、ローンを組む際には借入額が希望額に比べて下がってしまうこともよくある事です。そのため、頭金なしで住宅ローンを組んで購入しようとした場合、フルローンで組めずにそもそも購入できないといったこともあるかもしれません。

 

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発生する諸費用について

また、中古住宅を住宅ローンを組んで購入する際に発生する諸費用には下記があります。また諸費用の総額としては物件金額の5~10%内と見ておけばよいでしょう。仮に2,500万円の中古住宅を購入するのなら125~250万円程度の諸費用が発生することが考えられます。

 

・仲介手数料

・登記費用

・住宅ローン関係の費用

・税金

・保険料

 

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おわりに

今回は頭金なしで中古住宅を購入する場合についてお伝えしました。フルローンを組んで購入することにもメリットやデメリットがあるので両方を鑑みたうえで判断するが良いでしょう。また、「築年数や耐震性能がどうか?」なども購入計画に大きくかかわってくるのであらかじめ調べておくのが好ましいでしょう。

 

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