中古住宅の築年数は何年が狙い目?
中古住宅の購入において「築年数」は判断するポイントの一つではないでしょうか。
比較的お手頃な価格で提示されていることが多いですが、築年数によっては「建物の中身が実はボロボロなんじゃ・・・?」や「そもそもそんなに古くてもローンって通るの?」といった疑問も出てくるかと思います。
今回は「中古住宅の築年数は何年が狙い目?」についてお伝えしていきます。今後の不動産購入の計画に役立てて頂けましたら幸いです。
目次
・結論
・理由① 価格
・理由② ローン
・理由③ 耐震性
・おわりに
結論
結論としては「築20年~25年」の中古住宅をおすすめします。なんか微妙な年数だな・・?と思うかもしれませんがちゃんとした理由があります。そして、「立地が良ければ別に築何年でも同じでしょ。多分価格も安くなるしそっちの方がお得」ということを昔の私は思っておりましたが、色々と知った結果、今はもう少し広い視野で考えております。
理由① 価格
まず最初の理由としては価格についてです。中古住宅が新築に比べて比較的お手頃な価格で販売されていることは周知の事実ではあると思います。そして築20年を過ぎると木造住宅の資産価値がほぼ0になります。つまり販売されている物件は土地の価格といっても過言ではありません。価格が他の築年数よりも低下しているという点で狙い目ポイントの一つではないでしょうか。
一方で、20年以降で価値がほぼ0と判断される不動産取引における市場価格(売買時の実勢価値)とは違い、固定資産税の算出において、建物の固定資産税評価額が0円になるということではないので注意しましょう。
じゃあ20年目以降でかつ、築年数が古ければ古いほど安くなりそうだし、そうした中古住宅の方が良いのでは?と考えられるかもしれません。確かに価格の安さだけで見たらその通りなのですが、この後お伝えする理由などの複数の事柄を重ね合わせたら20年~25年の中古住宅の価格が納得できるものになるでしょう。
理由② ローン
続いての理由はローンです。中古住宅を購入する際には現金で買うのか、ローンを組んで買うのか、あるいは頭金を出して買うのかで迷われる方も多いでしょう。
築年数があまりにも古いと担保価値が低いと判断される事にもなり、そもそもローンを組んで中古住宅を購入することができません。また、金融機関の中によっては借入額の減額や築年数の制限による返済期間の制限など希望通りの借入にならない場合もあるので注意しましょう。築年数が古いことで金額が安くなるのは魅力的ですが、実情としては購入を困難なものにしてしまうかもしれません。
現金一括で購入するのならローンを組めない事は問題ではないかもしれませんが、多額の支出は自身の資産や生活にとって大きな影響を及ぼすかもしれませんので、不動産会社やファイナンシャルプランナーなどと相談してじっくり検討してみましょう。
理由③ 耐震性
最後の理由は耐震性です。「耐震基準」というものをご存じでしょうか。1981年5月31日までが「旧耐震基準」、1981年6月1日以降が「新耐震基準」として定められています。
現在、住宅購入でローンを組む場合、「新耐震基準」を満たしていることが融資の条件として金融機関で定められています。そのため、新耐震基準を満たしていない中古住宅ではローンを組んで住宅を購入することは基本的にできないでしょう。一方で「耐震基準適合証明書」があれば、旧耐震基準の中古住宅でも住宅ローンの借入が可能な金融機関もあります。
また、2000年6月1日以降からは「2000年基準」として、それより前の耐震基準よりもさらに耐震性能が強化された建物が建築されています。耐震性能が上がることでより安心した暮らしをすることができます。ローンの審査による影響ももちろん大きいですが、性能面での向上という点も判断ポイントになってきます。
2025年現在から逆算して築年数が約40年までの建物は新耐震基準を満たした中古住宅といえるでしょう。その中でもさらに耐震性が強化されている建物は2000年基準を満たした住宅となっています。つまり築年数が約20年~25年の中古住宅はそうした基準から見ても狙い目なのではないかなと考えております。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は「中古住宅の築年数が何年が狙い目?」についてお伝えしてきました。中古住宅の価格やローン、耐震基準など様々な観点で考慮していく必要があったかと思います。その他にも「リフォーム費用」や「ランニングコスト」など、より費用の面で関わってくるものもありますが、今回は大きく3つの理由で狙い目についてお伝えいたしました。今後の中古住宅購入の参考に役立てていたければ幸いです。
不動産の相談窓口 将永不動産株式会社では中古住宅をはじめとする様々な不動産に関するご相談を承っております。「中古住宅っていくらあれば買える?」や「築年数が古いけど売却したい・・・」などご不安がございましたらお気軽にご相談ください。
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