中古住宅に断熱材が入ってない場合の実態
2025年05月12日
皆様こんにちは!
不動産の相談窓口 将永不動産株式会社です!
5月も中旬に差し掛かり、段々暑い日も出てきたりと、そろそろ扇風機をご用意されているご家庭も多いのではないでしょうか?家の中が快適ですと毎日良い気分で過ごせますよね。逆にそうでない場合だとまたこの季節がやってきたか・・・と、少し身構えたりもしていたり。
今回は「中古住宅に断熱材が入ってない場合の実態」について、実体験も参考にお伝えできればなと思います!断熱材の有無でどのように住みやすさが変わるのかを知ることで、今後中古住宅の購入やリフォームなどを検討している方の参考になれば幸いです。
それではお話ししていきましょう!
実際に住んでみてどうなのか?
まず結論ですが、「夏暑くて冬寒いけど、慣れれば全然住める。ただし、気にならない訳でもない」です。
筆者は2階で過ごしているのですが、特に夏場は家の中でもサウナみたいに暑いなあと思う時があります。正直扇風機じゃ対応しきれないほどもう暑い!といった感じです。
屋根や壁の中に断熱材が入ってないことで、外からの熱を通しやすくしているんですよね。熱が通しやすいということは、エアコンで冷やしたはずの冷たい空気も簡単に外へと逃げていきます。つまり、部屋の中を涼しくするのに時間がかかるのに、エアコンを切るとすぐにまた暑くなる・・といった具合。こうなってくると「電気代」もかさむので、まさに泣きっ面に蜂とでもいうのでしょうか。そしてこれは夏だけでなく冬でも同様のことが起こってくるのがまた恐ろしい所でもあります。
曇天日や雨天日はああ~快適~という感じなのですが、晴天日は基本的になんか部屋ぬるいかも・・・ちょっと商業施設にでもいって涼みいくか~と、家の外へ出たり、車の中でエアコンをつけた方がよっぽど快適だなと感じます。新築でも中古住宅でも断熱材が入ってないだけで住みやすさや生活スタイルも変わってくるのではないか?と思います。
やっぱお家づくりは断熱が大事かもな~と改めて思った日々でした。
そもそもなんで断熱材が入ってない?
そもそもなんで断熱材が入ってないいないの?といった疑問ですが、昔は断熱というものに今以上に関心がもたれていなかったのではないかと思います。そのため、今より壁の中の断熱材が薄かったり、または時間経過によってグラスウールなどが壁の中でずり落ちてしまったなどの原因も考えられます。築年数の古い中古住宅は特にそうした傾向が強まると思われます。築浅の中古住宅でも不動産会社の担当者に確認するようにしましょう。
最近ですと高気密・高断熱を謳っている住宅会社も増えているなという印象ですが、省エネや快適な住環境によって健康的な生活を目指したのが断熱などの性能が注視されるようになった理由として挙げられるでしょう。
実体験を踏まえてみると確かに断熱性能が確保された家に住むのは快適さが増すなと思います。健康にもお財布にも優しいなあなんて思ったり。
断熱材が入ってないことで発生しそうなトラブルは?
続いて、断熱材が入ってないことで発生しそうなトラブルは下記かなと思います。
・夏暑くて冬寒いので住むのに「不快感」を感じる
・設備で熱環境を整えようとすると「光熱費」が必要以上に発生する
・結露にもつながり、「カビ」などが発生しやすい環境をつくる
・「ヒートショック」などの生命に関わるトラブルが発生する。
・家の中で「熱中症」になりうる
特にわたしが怖いなと思っているのは、「ヒートショック」です。よく聞く事例だと、風呂上りの体温が高い状態で冬の寒い空気に急に触れることで温度差が発生し、血圧や体に負担をかけるというものです。中古住宅で断熱材が入ってない場合、そういった「温度差」が発生する可能性も増えるのではないかと思います。もしそうしたトラブルが気になる方は断熱を気にしたほうが良いでしょう。
中古住宅に断熱材が入っていないかどうかを確認するには?
実際に、中古住宅を購入しよう!と考えられている方で、でも断熱が気になる・・という方は不動産会社の担当者に実際に聞いてみたり、図面をみせてもらうことや実際に見学してみるのが良いでしょう。筆者の住んでいる場所では壁にノックしてみると音が響く?空洞な感じがするので、許可をもらって同じように確認してみるのも確認手段の一つだと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか?今回は「中古住宅に断熱材が入ってない場合の実態」についてのお話をしました。
中古住宅だけでなく、これから新築や建売を購入をご検討される方にとって「断熱材」の有無は重要だと思います。中古住宅に断熱材が入ってない場合だと、設備や躯体の老朽化によって、より住環境や住人に与える影響が大きくなることが考えられます。
不動産の相談窓口 将永不動産株式会社では、中古住宅の購入を検討してるけど迷っている方だったり、今回のような中古住宅の内側や外側の住環境など、多角的な視点でお客様が満足いただけるよう不動産購入のサポートをさせて頂きます。もしお困りごとや質問などがございましたら、些細なものでも構いません。お気軽にお問い合わせくださいませ。
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